乾式除湿機の特長・活用分野

「ハニカム」は求められる最適な空気条件をつくり出す理想的な除湿システムです。
 「ハニカム」のポイントは、ドラム状に形成されたハニカム構造のロータです。特殊な加工により、吸湿剤が強力に含浸されている独自の設計です。そして容易でしかも効率よく低湿度・低露点の空気条件をつくり出します。また本来的な機能に加えて、
 
  • 低露点除湿が容易
  • 吸湿剤の補充が不要
  • 湿度制御が容易
  • 運転、保守費がローコスト
  • 操作が簡単
  • コンパクトで耐久性は抜群
          
 
など幅広い特性を備え、あらゆる分野で実績をあげています。
 
電子工業 ICやLSI等の電子部品、航空宇宙機器やロケットなど、精密工業の製造工程は、特に湿度の影響を受けやすいものです。「湿度を制する者が、この分野を制する」と考えられるほど湿度管理は大切です。
 
研究所 いかに希望どおりの環境をつくり出すか否かが、即、分析や実験の結果に影響する試験場・研究所で役立ちます。一年中同じ温湿度を保つことや、あらゆる時期の温湿度の再現が必要になるのもこの分野です。
 
クリーンルーム 電子・精密・製薬工業や病院などのクリーンルームでは、防じんとともに温湿度管理が重要課題です。完璧な温湿度管理が、品質や歩どまりの低下に影響するといわれています
 
塗装 船倉塗装時の除湿機の使用は、塗装時間を短縮し、完璧な仕上がりが期待できます。また、陸上のタンク等の塗装においても、サンドプラストやウォータブラスト後の塗装を短時間で完璧に行うことができます。
 
製薬 温湿度に影響されやすいビタミン類、ミクロンの単位て層をつくる錠剤用コーティング剤、空気条件に敏感な素材と、デリケートな工程をたどる製薬環境にぜひほしいのがムンタースの除湿システムてす。 種類によって異なる適応空気をつくり出すとさも、このシステムの存在は欠かせません。
 
食品 食品加工業で、低温低湿乾燥技術は特に重要なものてす。自然な色や風味を守り食品の変質を防ぐだけでなく、人体に有害な物質の発生を防ぐ乾燥技術が、商品の信頼性を支え商品価値を左右するとさえいわれます。
 
倉庫 薬品、精密機器、穀物、毛皮、美術・工芸品などを長期保存する倉庫も、温湿度管理は欠かせません。預かった品物に責任が生じる営業用倉庫の除湿システムは、高性能・高信頼性のものが求められています。
 
船舶 水上の船舶は、まさに高湿度環境そのものです。特に鉄鋼製品、穀物、精密機器、バルブを積み込む船倉の湿度管理には欠かせないものです。