乾式除湿機の動作原理

 
ハニカムの構造と働き
 
ハニカムロータは、処理空気室(乾燥空気をつくる)と再生空気室(吸湿した水分を排出する)とに区分された中を、安定した速度(10〜18rph)で回転します。多湿空気を処理空気側ロータに通過させると、空気中の水分はロータ内に吸湿され、要求される乾燥空気が得られます。吸湿したロータは、回転を続けながら再生空気側に入っていき、電気(または蒸気)によって加熱された再生空気により、吸湿ロータから水分を完全に排出してしまいます。
 
雰囲気空気の相対湿度が60%を越えると、急速に腐食が始まります。よって、相対湿度を50%以下に保つことにより、サビの発生を防ぐことができます。